アマチュア無線 JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

ピュアオーディオに関しては幾度となく買い替えを繰り返してきました。好きな音の傾向がつかめた段階で可能な限り予算をつぎ込むのが限られた人生の時間を有効に愉しむ秘訣です。という結論に到達するのに20数年かかりました。アマチュア無線はロケーションしだいです。現状はいかんともしがたいので、ほどほどの設備で愉しめる範囲でやっています。ちょっとした成果を喜ぶ気持ちを大切にしたいものです。

後悔したノックアウト債(仕組債)

聞きなれない名称ですが、例えば以下のような債権です。証券会社や銀行で良く勧められる商品です。(実際はいろいろな条件の商品があります。いずれも、期間中何事もなければ儲かり、ある条件に達した場合(ノックアウト条件)決められたルールで償還され契約が終了するという商品です)

  1. 1年間、購入時のドルの価格を基準として、15パーセント以上円高にならなかった場合、円建てで元本+10パーセントの金額で償還される(10パーセントの利息が付くということ)
  2. 1年間、どこかで一度でも15パーセント以上、ドルに対して円高となった場合、その時の為替レートで全てドル建て債券に変更となり、契約満了(ノックアウト条件)

このような商品を勧められた場合、あなたならどうされますか。今の私だったら絶対に購入しません。ドルが15パーセント以上1年間で変動することは当たり前のように発生し、その後、円高になる可能性も否定できないからです。それがおきなかった場合の利益として、10パーセントは割にあいません。

しかしながら、20年以上前に、この商品を私は購入してしまいました。当時、為替の変動率なんて関心もなく調査もしませんでした。ダメなパターンです。購入後、3ヶ月でノックアウト条件に達して、ドル建て債券で償還され、その後、更に円高となり、1年後には、購入価格の25パーセントマイナスとなりました。大損です。

その後、ドル金利が上がったため金利は増えたのですが、購入金額に全然追いつきません。アベノミクスで瞬間的に円安になったタイミングでようやく購入時の価格となりましたので、全額売却できました。しかしながら、10数年運用して、プラスマイナス・ゼロという結果です。若かったから耐えられましたが、今同じことがおきたら、時間切れとなってしまう可能性があります。

全てのノックアウト債の条件が悪いとはいいませんが、購入される前に、ノックアウトの条件が起こりえる可能性とノックアウトとならなかった場合の利益とのバランスを評価できないうちは購入すべきではありません。

あたりまえですが、いくら証券会社や銀行で勧められても、自らリスク評価できないものは購入してはいけません。

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