Soundgeric RAHF-S1の電源はACアダプターを採用しています。ACアダプターであっても音質的に満足がいくのであれば良いのですが、アルバムを聴いている間に、音楽の質感が変化しまうのが気になっていました。昨日、注文していたエルサウンドのトランス式電源(12V/3A)が届きましたので、一晩電源をONの状態にした後に試聴しました。
今回はシルバーの筐体(右側)としましたが、黒の方(左側)が高級感があります。
- 全体的な質感が上がったのにすぐ気づきました。10年程前になりますが、初めてアキュフェーズ製のCDプレーヤー(DP-510)を導入した時と同じ感覚です。
- 良く聴くと低音が軽く、浸透力をもって迫ってきます。低音域の解像度が上がっています。
- 聴いている途中で音楽の質感が変わってしまうことは試聴の間ではありませんでした。
良い方向での激変です。今回は本当に驚きました。
ACアダプターでの音合わせはされているのでしょうが、コストの観点で最初からACアダプターありきで、その中で「よりましな」ものを選択しているとしたら、この部分は積極的に変更していかないといけません。
今回はRME ADI-2 DACの電源をトランス式電源に交換した時以上の改善効果です。少なくともこの製品に関してはACアダプターをトランス式電源に交換することは必須です。
これだけ変化するのを認めてしまうと、DELAやfidataなどのNASも気になってしまいます。価格的には高級CDプレーヤー > fidata > DELAなのですが、NASという観点で見てしまうと価格的に高く見えてしまい、なかなか手がでません。RAHF-S1にトランス式電源を追加すると、DELAのSSDモデルの価格の半額になってしまいます。最初からDELAのSSDモデルを購入した方が幸せだったのかもしれません。
Au Club at St Germain Vol.2 / Art Blakey & Jazz Messengers ) 在宅勤務中に聴くと仕事が手に付かなくなります。要注意。えっ!音が荒い!? 優秀録音とは程遠い!? この荒さがいいんです。