160mのシーズンも終盤です。5:00から160m FT8をワッチしますが、EUビッグオープンとはなりませんでした。そんななかでもバンドニューのER3DXが入感しました。コールし始めると、SWRが安定しません。ベランダのアンテナを確認すると、またまたコロナ放電が発生してしまいました。どうやら雨が降った後に発生してしまうようです。丸形圧着端子ではコロナ放電を防止できないことがわかりました。
アンテナエレメントを取り外して確認してみます。先端は特に焦げた形跡はありませんが、使用しつづけるとそのうち焦げてしまうことでしょう。圧着している箇所が鋭利な状態となっています。そこから放電しているのかもしれません。
先日、エレメントのしなりが大きいため使用を諦めたコロナボールを工夫して使用することにしました。
エレメントを30cm程先端の細い方から切断し、根本をアルミパイプ(HI-Qアンテナのオプション部品です)と置き換えました。
これでエレメントのしなりは問題ないレベルとなりました。エレメント全体をアルミパイプと置き換えても良いのかもしれません。
エレメントを交換して160mに戻ると、まだER3DXが入感しています。何度かコールしますがリターンはありませんでした。力不足ですね。
コロナボールとエレメントを固定するイモネジは1つしかなく、ネジの緩みがコロナボール脱落の事故に直結します。ネジの緩み止めを調達します。ヨドバシのネット販売は直ぐに届くので重宝しています。(10mlも必要ないのですがこれが一番小さいサイズです)
ネジの緩み止めを使用する前に、コロナボールのトップヘビーな状況を改善するため、赤線の部分で切断し、切断面にRをつけました。無駄に大きかったです。
金ノコとヤスリでの手作業なので疲れました。仕上がりはこの程度で妥協し、ネジ緩み止めを使用してコロナボールを再度取り付けました。これで完成です。