有名なCMFです。創業者がお亡くなりになり廃業してしまいました。
CMF-1K)
昨年「短絡しているためジャンク」となっていたものを格安で仕入れました。これを再生しました。(作業中の写真を撮っていませんでした)
- 短絡している同軸ケーブル(RG55/U)の代用品を入手します。オリジナルの耐電力は1KWです。短絡させた方はどれくらいの電力で使用されたのでしょうか。使用している同軸ケーブルから1KW連続は厳しいと想定できます。私は奮発してテフロン同軸(RG400/U)を使用しました。長さは2mは必要となります。これで数KWはOKでしょう。
- 円筒形のコアが7個あります。短絡した同軸ケーブルを撤去し、1コアあたり3回巻き(コアの内側に3回、コアの外側に2回巻きます)とします。注意点として、コアの内側で同軸ケーブルをクロスさせないようにすることです。クロスさせると想定した性能とならない可能性があります。
- コアに緩衝材を巻きます。オリジナルはなんと「プチプチ」でした。私は「プチプチ」をそのまま使用しましたが、本格的に数KW入れる方は別の耐熱性のあるものに変更された方が良いです。
- ケーブルの取り出し側の内側にケーブルの抜け止めを付けます。同軸ケーブルのコネクターはんだ付け部分からの断線を防ぐために必要です。私はアセテートテープを同軸ケーブルに巻き付けました。
- 同軸ケーブルの両端にコネクターをはんだ付けし完了です。