注意:カテゴリー「自分で修理」となっていますが、電気工事士法により、当器具の施工は電気工事士でないとできません。したがって、交換方法およびその写真は掲載いたしません。スイッチの仕様は外見は同じでも複数あり、また実際の施工状況(配線状況)も残念ながら必ずしもセオリーどおりとなっていないこともあり、電気工事士以外の施工は大変危険です。
このスイッチはトイレの照明と換気扇を同時のON/OFFするものですが、換気扇のみ約3分後に自動的にOFFできるものです。ONにしても直ぐにOFFにスイッチが戻ってしまうため交換しました。以下の写真は取り外したスイッチです。
Nationalと刻印されているので、これは古いですね。どんな仕組みで換気扇のみ3分遅れてOFFにしているのか分解してみました。
本当は少しずつ分解して構造を図示したかったのですが、部品を取り出したらバラバラになってしまい、再現不能な状況となってしまいました。(すみません・・・)
わずか1cm角の部品の中にゼンマイが入っています。下の写真の左下の白い部品が手で押すスイッチ部分と連動して傾き、中のゼンマイ(銅色部分)を巻き上げます。右側の金属部分が実際に通電する換気扇側のスイッチを押し下げ、この部分が時間と共にスイッチから離れていき、約3分後にOFFとなる仕組みのようです。
よくこのスペースで組み上げたものです。関心しました。なお、当スイッチの後継製品は発売されていますが、今更感もありますので、これと交換しました。あまり価格差もありません。