サムウエイのDXV600L この大きさで600W。 ただし、パワーが出るのはローバンド限定というリニアアンプです。価格は135,000円とお手頃です。
でもですよ。21MHzで300Wというのは厳しいですね。ローバンドでパワーが必要なのは自明ですが、資格が許すのであれば当然ハイバンドでもパワーを入れたいですよね。
実用性を持たせるためには、2台購入して電力合成でしょうか。電力合成はトロイダルコアを使えば簡単にできます。但し、コストや操作性も考慮すると、アツデンのAZR-550FZ(価格:285,000円)が選択肢となると考えられます。これなら28MHzや50MHzも使用できます。
ところが、あと100,000円出せば、IC-PW1が手に入ります。1KWでオートアンテナ・チューナ付きです。ということでIC-PW1が一般的には売れるのでしょう。YAESUの機器をお使いの方はVL-1000でしょうか。
ピュアオーディオ界の格言で「迷ったら予算の許す限りにおいて、最上位機種を買え」というのがあります。趣味の世界ですので、「買えたのに購入しなかった場合」は「いつまでも、購入しなかった機器」が気になってしまうからです。
今購入するのであれば、小型、軽量、高効率のLDMOSを使ったリニアアンプでしょう。
海外交信の主流となりつつあるFT8はアンプに負担がかかります。FT8でも1KWで使用できると思われます。('MID'レンジ(1KW)では、FMモードで10分間連続使用OKと記載されています)
海外製品ですので壊れた場合のメンテナンスが心配です。直輸入はせず、国内の代理店から購入した方が良いです。価格は60万円台前半のようです。国内メーカーから同様の製品は発売されることを期待しています。