カリモク60 Kチェア2シーター スタンダードブラックを愛用して7年になります。
残念ながら座面シートの縫い目部分から表面部分が破けてしまいました。このモデルは座面の縫い目から裂けやすいようです。後から分かったのですが、水拭きは縫い糸が硬くなり、縫い目から裂けやすくなってしまうため、厳禁とのことです。よく絞ったタオルで水拭きしていました。この点を注意すべきでした。
こんな感じにテープで補修しながら使用してきましたが、みすぼらしいだけでなく、クッションもヘタってきたことから、座面シートを交換することにしました。
カリモク60のKチェアは各パーツごとの発注が可能です。ちなみに座面シートは約3万円になります。この椅子の価格の約半分を占めるので、直すかどうか悩みましたが、なかなか小型のソファーで良いものが見当たらないため、座面シートを発注しました。メーカーからの取り寄せのため、到着まで1週間程かかりました。
早速、交換しました。組み立て説明書を後ろから前に読み、椅子を分解し、再度組み立てるという手順です。
30分程で組み立てが完了しました。座面のふくらみとクッションが復活しました。良い感じです。座面が新品となったことで、背もたれのヘタリが気になりますが、背もたれまで交換すると同じ椅子がもう1台購入できる価格となりますので、気にしないことにします。
外した座面シートは処分しなくてはいけません。そのままでは捨てられませんので、以下の手順で分解します。
- 黒のビニールレザーをカッターで木枠に沿って切り取る。
- 中のスポンジを外す。
- 波型の板バネと木枠を固定しているタッカーの針をワイヤーカッターで切り取り、木枠と板バネを分ける。
- 木枠をのこぎりで30cm以内の長さに切断する。
- 分別して一般ごみとして捨てる。
3.が一番しんどいです。ここは気を付けないとケガをします。私は針を手に刺してしまい痛い思いをしました。
所用時間は約2時間です。3.を実施しているときに600円で粗大ごみに出せばよかったと激しく後悔しました。絶対に粗大ごみに出した方が良いです。