ずっとFT8にQRVしていると比較的珍しいエンティティの局も含め、直ぐにQSO済の局ばかりになり、QSOする局がいなくなります。そんな時は思い切ってCQを出してみませんか。珍しいエンティティから呼ばれることはありませんが、パイルアップになることもあり面白いです。先週以下のとおりFT8でCQを出してみました。
- 使用するバンドは20m。とにかく沢山の局がQRVしています。呼ばれるチャンスが多いです。
- 時間は22:00~24:00(JST)
- 空き周波数を見つけるのが大変です。誰かが手放した周波数をすかさず取ります。
- ベランダアンテナではパワーは200W入れないと直ぐに周波数を乗っ取られます。厳しいです。もっと良いアンテナが欲しいところです。
JAがCQを出して呼ばれるのか。とお思いでしょうが、2時間で30局~40局とQSOできます。多くはロシアやその周辺となりますが、EUやUSからも呼ばれます。最初、なんでJAがCQを出して呼ばれるのか不思議だったのですが、交信後、QRZ.comで交信いただいた局を調べてある結論に達しました。
- QRZ.comに載っていないか、載っていてもアクセス件数が少ない。つまりDXを始めたばかりの局に呼ばれている。
3年前に再開局した時の記憶がよみがえってきました。DXを始めたばかりの頃は海外であればどことQSOしても感動がありました。その状態が呼んできていただいている方に沸き起こっているのかもしれません。そう思うと、例えロシアからしか呼ばれなくても楽しくなってきます。
なお、同一周波数で2局以上の局から呼ばれると、まったくデコードできません。そのようなシーケンスが2~3回つづいた場合、相手から「こいつ耳が悪いな」と思われているかもしれませんが仕方がありません。これはCQを出して呼ばれる立場にならないとわからなかったことです。FT8でDX局をコールした場合にも、「届いているのに何で取ってくれないのかな。JAは雑魚だからかな」と思っていましたが、必ずしもそうではないと思えるようになりました(もちろん雑魚だから取らないこともあると思います)
また、2局以上から呼ばれた場合、Call 1stをチェックしていると、より自分のPCの時間に近い局がピックアップされます。こちらからDX局をコールする場合も同じことが起きますのでPCの時間を合わせておくことがより重要だということに気づきました。
昨晩のログ(こちらからコールした局も含まれています)