無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

現用のベランダアンテナ Hi-Q PIRANHA 4/80

【2018.9追記】 現在はHI-Q PIRANHA 5/80Rを使用しています。以下の記載内容は概ねアンテナ変更後も同じとお考え願います。

現在は、Hi-Q PIRANHA 4/80というスクリュードライバーアンテナを使用しております。RTTYやFT8でフルパワー運用(200W)しても全く問題ありません。国内の代理店から購入しました。なおUSの本家のサイトからも購入できます。

本体+30cmの延長ロッドx2本+キャパシティハット+110cmのステンレスホイップの全長280cmで80m~15mまで同調します。12mと10mはステンレスホイップを外すことにより同調するのですが、それなりに面倒な作業なので、以下のいずれかでQRVしています。どちらもあまり飛びは変わらないような気がします。

①15mのポジションで使用。12mはSWR 2程度、10mはSWR 3程度、アンテナチューナを使用してSWRを下げる。

②電動のコイルを動かすと、12mや10mでも同調点が見つかる。なんと6mも同調する。

なお、このアンテナをベランダで使用するためには、取り付け金具とマッチングコイル(シャントコイル)を自作する必要があります。ググると諸先輩の実例が見つかりますので参考になります。ちなみに私は次のとおりとしています。

・取り付け金具

BSアンテナ用を2基使用し、土台を作成し、アンテナを斜め上方に振り出せるよう、デベマウント(グラスファイバー製のクロスマウント)を使用し、アンテナを取り付けました。ベランダから落下しないよう、強度が必要な部分です。また、メンテナンスを容易にするため、アンテナを手元に引き寄せられるようにした方が良いです。

・マッチングコイル(シャントコイル、Shuntcoil)

2mmのポリエステル銅線を直径2.5cmで11回巻にしています。多くの直径、巻き数の組み合わせを試した結果になります。このコイルで80m,40m,30m,17m,12m,10mはSWRは1.2以下、20mはSWR 1.6以下となり、コイルのタップ位置を切り替えなくとも実用となります。リレー等でコイルのタップ位置を変えると各バンドでSWRを1.0に近づけることができますが、配線などそれ相応の工作が発生しますので、私は実施していません。SWRは2以下であればアンテナチューナーを使うことにより、問題なく使用することができます。

写真は直径3cm, 9回巻きのときのものです)

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モービルホイップのように購入してすぐに運用というわけにはいかないのですが、限られたベランダのスペースにおいても良いパフォーマンスを期待できます。