無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

スピーカーのセッティングをやり直す

時間がありましたのでスピーカー(Vienna Acountic Beethoven Baby Grand 初期型:T-3GB)のセッティングをやり直しました。現在、いい感じで鳴っていますが、更に良いポイントがあるのではないかと考えて重い腰をあげました。

マニュアルにセッティングに関する記載がありますので、確認しながら進めることにしました。

f:id:kerokerochan:20201230124715p:plain

部屋が十分に広い場合は、後ろの壁からスピーカーの背面を「少なくとも1mは離し」「壁との距離を変えて調整せよ」と書いてあります。現在、オーディオを置いている部屋はスピーカー背面からのリスニングポジションまで3mしかなく、かつ家族と共用スペースですので、この方法は取れません。本当はこれがいいのでしょう。

スピーカー背面との距離が取れない場合は、「内振り」するとの記載があります。

f:id:kerokerochan:20201230125541p:plain

f:id:kerokerochan:20201230125647p:plain

f:id:kerokerochan:20201230125815p:plain

f:id:kerokerochan:20201230130152p:plain

スピーカー間の距離は部屋の幅の70パーセント位の場所に置き、「スピーカーの間隔」と「内振りの角度」を「試聴」で決めるとなっています。スピーカー背面からの距離が1m以上とれる場合は、内振りはせずに背面からの距離だけで調整するのと比べると、調整項目が多いです。某販売店で推奨しているレーザーポインターで視聴位置の前方で内振り角度の焦点があう方法で良いといった簡単なものではなさそうです。

マニュアルに記載されているイメージ図です。内振りの焦点がリスニング位置後方にありますが、これはあくまでも目安であり、設置場所と内振り角は試聴で決める必要があります。

f:id:kerokerochan:20201230130840p:plain

当方の環境では、リスニング位置に焦点がくるように強めに内振りするのが最も良い結果となりました。セッティング開始前よりスピーカーの間隔は20cm狭く、内振りは強くなりました。側面からの距離は80cm程度です。とっても良い感じで鳴っています。

セッティングのポイントは通常聴くよりも大きめの音にしても低音がブーミーにならず、かつサウンドイメージが拡がり、クッキリとする設置場所と内振り角を探すことです。このスピーカーは見た目からは想像がつかないくらい低音が出るため、壁の影響を如何に少なくするかが重要です。どうしても低音が制御できない場合はトーンコントロールで調整するか、背面のバスレフにスポンジをつめるしかありません。

今回のセッティングであらためて分かったことですが、爆音で聴くと壁の影響を受け、低音がコントロールできなくなります。当方は爆音で聴くことはないのですが、爆音で聴くためには、後方および側面の壁やリスニングスペース後方の壁からの距離を十分にとる必要があります。部屋の制約が大きいにも関わらず爆音での再生が必要な方はバスレフが後面にないスピーカーを選定された方が良いかもしれません。

Domino / Roland Kirk) クセの強い演奏スタイル。でも、たまに無性に聴きたくなります。

f:id:kerokerochan:20201230141657j:plain

7Z1SJ サウジアラビア 160m FT8で交信

 今朝は4時から160m FT8をワッチしました。7Z1SJが-8dBで入感していました。これは脈ありです。早速コールすると程なくリターンがありました。久しぶりのバンドニューになります。

f:id:kerokerochan:20201230045011p:plain

その後、バンドニューとなるインドネシアが入感。コールしますが、交信には至りませんでした。近場なのですが、160mではいまだに交信できていません。

f:id:kerokerochan:20201230045723p:plain

5時過ぎからEUビッグオープンです。バンドニューの9H1ES、SV5DKLをコールしましたが、残念ながらリターンはありませんでした。

その後、先程リターンのなかったYC9FZからR-24のリターンがありました。当方からのコールに対して何度もリターンをいただいていたのかもしれません。こちらからRR73を送りますが、先方からの73を受信できませんでした。ログをLoTWにアップしたところCFMできました。こちらのRR73はどうにか届いていたようです。バンドニューが増えました。

f:id:kerokerochan:20201230180921p:plain

6時過ぎにはEUに混じってHS1NGRが見えます。タイはこのバンドではニューになります。こちらは残念ながらリターンはありませんでした。

7時を過ぎても160mのオープンは続いていますが、これで打ち止めにします。3時間にわたり楽しめました。

f:id:kerokerochan:20201230070733p:plain

dBpowerampによるCD音源の疑似ハイレゾの検証 その2 恐らく最終結論

時間があったので、再度確認してみました。前回は「あまり意味を感じない」という結論でした。

今回はもっと音の良いアルバムでお持ちの方も多いと思われるメジャーなもので確認しました。

私の好きなアルバムの1つでもあります。

When I Look In Your Eyes / Diana Krall) 流れるようなアルバム構成。一日の疲れが癒されます。

f:id:kerokerochan:20201229134600j:plain

特定の曲だけを聴くのではなく、アルバム全体をとおして確認しました。

今回もCDからリッピングした44.1khz/16bit wavファイルを88.2khz / 24bit wavファイルにアップ・コンバートしました。

結果は「なんだか違うような気がするけど、よくわからない」という前回同様の結論となりました。うーん、私の環境では疑似ハイレゾは意味がないということです。もう、疑似ハイレゾの比較はこれで最後にします。

CDプレーヤーからファイルオーディオに移行して約1年半が経過しました。ファイルオーディオは便利で音も良く、移行して本当に良かったです。近年のDACの進化が大きく寄与していると考えています。また、デジタル系は電源の影響力も大きいことに気づかされました。もし、ファイルオーディオでうまくいっていない場合は電源系の改善を検討されることをお薦めします。スイッチング電源=良くない、トランス式電源=良い といった単純なものでもないのが面白いところです。結局はノイズ対策なのでしょう。

SOULNOTEのDACも気になりますが、一旦、上流はこれで良いと考えております。fidataのオーディオ用NASは大満足で外せないものになりました。

寒い日が続いていますので、エアコンを使っていますが、エアコンを使うと明らかに音質に影響があります。インバーターノイズによるものと考えていますが、エアコンの稼働音も気になります。これは仕方がないですね。

早朝の160m FT8 連日のEUオープン 7Z1SJ サウジアラビア

今朝は5時から160m FT8をワッチしました。昨日の朝同様にEUがオープンしていますが、昨日程の爆発力はなさそうです。

7Z1SJ サウジアラビアを捉えました。バンドニューになります。信号強度もまずまずです。

f:id:kerokerochan:20201227095448p:plain

このまま信号が上がってくることを期待していましたが、しばらくすると急速に見えなくなってしまいました。160mではよくあることなのでやむを得ません。チャンスは短いことが多いため、見えたらとりあえず呼ぶのが鉄則です。早朝の160m FT8はそろそろ頭打ちだと考えていましたが、まだまだチャンスはありそうです。

その後、6時頃までワッチしますが、コンディションがあまり上がってきません。記念局R21HNYと交信して早朝の160m FT8はおしまいとしました。C4XMASとは交信できませんでした。バンドニューではないので深追いはしませんでした。

13時過ぎに12m FT8でZL3NBと交信しました。ハイバンドでも簡単に交信できるニュージーランドですが、なんとバンドニューです。ハイバンドはあまり交信できていないので、とにかく伸びしろが大きいです。

12月26日 早朝の160m 3V8SF チュニジア

久しぶりに160m FT8をワッチしました。6時頃からでも充分間に合うようです。稀にみるEUビッグオープンでした。バンドスコープで空き周波数を探しますが40mや20mバンドの様に混雑しています。f:id:kerokerochan:20201227002019p:plain

多くのEUが入感していますが、バンドニューが見つかりません。最近同じようなことを書いていますが、簡単に入感するところは殆ど交信済となっています。

ところが本日は違っていました。バンドの上の方で3V8SF チュニジアが見えてきました。-17dB程度で時たま-14dBまで上がってきます。バンドニューになります。ちょっと厳しい感じですが、皆様に交じってコールします。しかしながら、当方へのリターンはありませんでした。もう少し強く入ってこないと私のアンテナとパワーでは厳しいのです。

昨シーズンとは比較にならないくらい、160m FT8は混んでいます。昨シーズンから160m FT8を始めておいてよかったと思うことが多いです。

FT8よりもバンドを効率的に使用できる新たなるデジタルモードの出現を期待しています。

今年のDXCC振り返り

なんとも半端な状況。160mは頭打ちですので、長期戦となりそうです。160m FT8は完全スプリット時代の昨年までの方が明らかにラクに交信できていました。1.840MHzのみの土俵では弱小局には厳しいです。1.840MHzがJAに開放されたときに、このような状況となるのではないかと考えていましたが、残念なことに的中してしまいました。(でもチャンスはあるので頑張ります)参入者が多くなったことも要因かもしれません。

ある日の朝の160m FT8)物凄く混んでいます。早朝のEUがオープンしていました。

f:id:kerokerochan:20201226063739p:plain

5年前に再開局した後の実績ですので、ローバンド中心です。ベランダアンテナで160mや80mでこれほどDXができるとは考えてもいませんでした。FT8はまさに革命的なモードです。

ハイバンドの伸びしろが大きいので、これからの数年は楽しめそうです。最近、無線に対するモチベーションが下がっていますので、そこが課題です。ペディションがないとツマラナイです。

明日からちょっと早いですが年末年始休暇となります。紙カードの回収状況を確認のうえ、LoTWと紙カードのエンドースメントをするかどうか考えてみます。

f:id:kerokerochan:20201225230026p:plain

ZA/IK2RLM アルバニア 40m FT8で交信

40mで久しぶりにバンドニューが増えました。この局は大変アクティブに運用されております。以前ほどパイルアップになっていませんので、すぐにリターンがありました。

f:id:kerokerochan:20201220072207p:plain

しかしながらFT8の混み方は尋常ではありません。ZA/IK2RLMの送信周波数付近でも多くの局が重なるように送信しており、また、私のコールしている周波数付近の逆シーケンスで送信されている方がいらっしゃいました。逆シーケンスなのでお互いに影響はないですね。オンフレでの交信が殆どない状況においては、周波数の有効活用かもしれません。(私は数シーケンスワッチし空いていると認識して送信しています。コンディションは刻々変化しますのでお互い様と考えることにしています。)

本日は4時半~5時頃まで160m FT8をワッチしました。コンディションはイマイチだったため、再び就寝しました。その後、6時半から再度ワッチするとEUがオープンしているではないですか。最近160mはワッチしていませんでしたが、日の出時刻が遅くなっていることにより、オープン開始の時刻も遅くなっていたようです。160mは既に交信済のエンティティしか見えませんでしたので収穫なしです。

f:id:kerokerochan:20201220071442p:plain